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研究室に参加してくれる方を求めています。詳しい情報が必要など,要望,質問があればお気軽にご連絡ください。できればメールでお願いします。

博士研究員

研究者の仕事の一面は,映画監督にたとえることができると思います。スポンサーから提供された資金や設備を利用して,多くの人と協力しながら「論文」という作品を作り上げます。題材の選び方はもちろん重要ですが,同じ題材でも,見る角度,作る人の力量,熱意によって,まったく別物になります。目指すべきは一時的な話題作やヒット作ではなく,何十年と残り古典となるような作品を作ることです。自分が丹誠込めて仕上げた作品が世界に認められたならば,それに勝る喜びはありません。そして,それによって次の作品に取り組むチャンスもまた巡ってきます。少しでもよい論文を書けるよう,また,そのためにも自分の力を伸ばすことを目指して一緒に頑張りましょう。

博士研究員になるためには

(1)遺伝研博士研究員になる

※ 事前の打ち合わせが必要です。
※ 3年間のサポートがあります。
※ 年度によって条件などは変更になることがありますので、詳しくは遺伝研ホームページを見てください。

(2)日本学術振興会の特別研究員になる

 

大学院生

教授,博士研究員,助教,大学院生は,立場上の違いはあってもサイエンスにおいて平等です。高校や大学までの授業や試験と異なり,大学院生が取り組む課題は答えも解き方も指導教官を含め世界中の誰も知りません。いってみれば学生といえども遠くにかすむ山の頂を目指して人跡未踏の森に入っていくのです。道は無数にあるはずです。ただ,それに気付くためには知識,注意力,洞察力,踏破するためには技術,体力,度胸も必要となります。また,不測の事態に対処できる危機管理能力も必要となります。もちろん初心者をいきなり一人で深い森に放り込むような危険なことはしません。十分な準備と訓練をして,少しずつ経験値をあげるように配慮します。研究の醍醐味は自分の足で歩いて,自分の五感を研ぎ澄まして感じ,そこから何かを見つけ出すことです。どんな深い森の奥にでも踏み込める力をつけ,研究を思う存分楽しむことを目指して頑張りましょう。

大学院生になるためには

(1) 総合研究大学院に入学する。

※ 年2回(夏冬)入試があります。

(2) 他大学の大学院に入学して遺伝研で研究することも可能です。

※ 学生支援の充実している総研大への入学を推奨します。

随時見学可です。岩里まで気軽にご連絡ください。
また、大学院説明会や体験入学の機会も是非ご利用ください。

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Photo by Dr. Hye-Soo Kim