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研究実験棟の外観(2011年4月撮影)

 

この建物の4階東側(写真で奥側)に我々の研究室はあります。2010年にに本館との間の渡り廊下が完成して便利になりました。

廊下から見た研究室

 

研究実験棟東棟4階ワンフロアほとんど全部という、広大なスペースを使わせていただいています。2008年12月に改装が終わったばかりで、どの部屋もピカピカです。研究室のデザインでは、清潔な環境で実験や勉強ができることと、動線を特に意識しています。また、最初は人数が少ないですので、人が分散しすぎないように注意しています。あとは使いながら少しずつアレンジしていきたいと思います。面積は十分にありますので、人数が増えても対応は容易です。(2009年4月)

実験室1



この部屋に各自の専有ベンチスペースを用意します。一般的な分子生物学実験は、この部屋で全部できるようになっています。クリオスタットもこの部屋に設置されています。

実験室2 (2011年4月撮影)

 

この部屋では組織学実験やRNA実験などを行います。写真に写っているのは、灌流固定のための排気装置、切片作製のための装置などです。

実験室3

 

写真はコールドルームです。この部屋にはパルスフィールド電気泳動装置や簡単な電気生理学のセットもあります。

洗浄室

 

この部屋では、器具洗浄、滅菌、試薬調製などを行います。蒸留水や製氷機もあります。

顕微鏡室(2011年4月撮影)

 

2010年度、念願の共焦点顕微鏡を手に入れることができ、パワーアップしました。この部屋には万能顕微鏡や実体蛍光顕微鏡も設置されています。

培養室(2011年3月撮影)

 

安全キャビネットが2台とクリーンベンチが1台あります。神経細胞やES細胞の培養ができます。

教授室

 

奥の雑然としているのが私(岩里)のデスクです。

研究員室(2013年4月撮影)

お陰様で人数も増え、もとの部屋では狭くなってきたため、思い切って工事をして大幅拡張しました。ゆったりとして快適です。

リフレッシュルーム

 

実験や勉強に疲れたら、お茶でもどうぞ。

解析室 (2013年4月撮影)

 

大容量の画像処理や遺伝子解析を行うためのPCがあります。写真手前はお茶部屋の続きです。

会議室

 

ミーティングをするための小部屋です。静かな環境で集中して考え事をしたいときや密談(?)にも使えます。

共通機器室 (2011年3月撮影)

 

2010年度、遺伝研の共通機器として、最新の2光子励起顕微鏡を購入していただきました。この顕微鏡を用いることによって生きたマウスの脳の中にある神経細胞の観察が可能となります。助教の水野さんと大学院生の中沢君が、この顕微鏡をフル活用しています。

動物実験棟(2011年4月撮影)

 

遺伝研は、理学部系の大学、研究所としては、おそらく国内最大規模のマウス施設を持っています。我々の研究室はその中に比較的大きな飼育スペースをいただいており、お陰でマウス遺伝学を中心とする研究をかなり高い自由度で行うことができています。飼育室前室では、子宮内エレクトロポレーションや行動実験などを行っています。また、遺伝研に、トランスジェニックなどマウス胚操作の支援部門が2011年4月に新しくスタートし、マウス遺伝学研究を行うための環境が大きく進歩しました。(こうしたフットワークの軽さは遺伝研の魅力の一つです。)