研究室開設10周年を記念して、GWに1泊2日の伊豆旅行をしました。
1日目は伊豆葛城山ハイキングの予定でしたが、あいにく雨の予報だったので、急遽予定を変更して、韮山散策になりました。韮山は歴史の宝庫です。(京都ほどではありませんが)歩いて回れる範囲に平安末期から幕末までの各時代の多彩な史跡が集中していることには驚かされます。伊豆長岡に宿泊して、2日目は中伊豆ワイナリーに行きました。
韮山は、源頼朝の流刑地として有名な蛭ヶ小島のあった場所です。鎌倉時代の執権として有名な北条氏の出身地でもあり、ゆかりの史跡も多くあります。平治の乱で一旦没落した源氏はここから再起して新しい時代(鎌倉時代)を開きました。
韮山城は、戦国大名として有名な北条早雲(伊勢宗瑞)が築き本拠地としたところです。後北条氏はここから出発して関東一円を支配する戦国大名へと成長しました。小田原城が本拠地になったのは2代目の北条氏綱からということです。
最近、世界遺産にもなった反射炉です。近くには反射炉を築いた江川坦庵の屋敷もあり、そちらも見応えがありました。江川坦庵は東京のお台場を築いたことでも有名な幕末の偉人の一人です。
夜は温泉と料理とゲームを楽しみました。
2日目は中沢くんの発案で中伊豆ワイナリーに行きました。伊豆にこのような場所があることを知りませんでした。
大量の樽(バレル)がありました。樽の中でワインを熟成させるとのことでした。